Binanceの手数料を確認すると、MakerとTakerの2種類に分かれており、通常Makerの方が安くなっています。この2つは一体何を意味するのか、そしてこの違いをどう活用して手数料を節約できるのか見ていきましょう。
MakerとTakerとは
Maker(メイカー):あなたの注文がすぐには約定せず、オーダーブックに載って他の人が約定するのを待つ状態です。あなたは市場に流動性を「作り出して」います。
Taker(テイカー):あなたの注文がオーダーブック上の既存の注文とすぐに約定する状態です。あなたは市場の流動性を「取って」います。
簡単な判断基準として、指値注文が発注後すぐに約定しない場合(価格が現在の市場価格から離れている場合)はMakerになります。成行注文は最良価格ですぐに約定するため、必ずTakerになります。
手数料率の差はどれくらい?
Binanceの現物取引のデフォルト手数料率は、Maker 0.1%、Taker 0.1%です。VIP 0ユーザーの場合、両方とも同じです。しかしVIP 1からは差が出てきます。VIP 1のMakerは0.09%、Takerは0.1%のままです。
先物取引ではさらに差が顕著です。USDTマージン先物のデフォルトはMaker 0.02%、Taker 0.05%で、Maker手数料はTakerの半分以下です。先物取引を行う場合、できるだけMakerになることで、かなりの手数料を節約できます。
Makerになるには
操作はシンプルです。指値注文を使い、現在の市場価格の反対側に価格を設定します。
例えば、BTCの現在価格が60,000 USDTの場合:
- 59,800の買い指値注文を出す → 市場価格より安いためすぐには約定せず、Makerになります
- 60,200の売り指値注文を出す → 市場価格より高いためすぐには約定せず、Makerになります
逆に、指値注文の価格が現在の市場価格と同じかそれ以上に有利な場合(例えば60,100で買い注文を出し、最安値がちょうど60,100の場合)、注文はすぐに約定してTakerになります。
実践的なアドバイス
現物取引の一般ユーザーの場合、VIP 0ではMakerとTakerの手数料率が同じなので、便利さを重視して成行注文を使っても問題ありません。
しかし先物取引を行う場合は、指値注文を使う習慣をつけることを強くおすすめします。1回の取引で節約できる0.03%は小さく見えますが、先物はレバレッジがあり実際のポジション金額が大きいため、積み重なるとかなりの金額になります。さらに紹介コードでBinanceに登録して追加の割引を得れば、Maker手数料のメリットと合わせて、先物取引のコストを非常に低く抑えることができます。