Binanceの現物市場では、単独の「BTCを購入」ボタンはなく、「BTC/USDT」「ETH/BTC」「BNB/USDT」のようにペアで表示されます。これが通貨ペアであり、暗号資産同士の交換を行うための基本的な仕組みです。
通貨ペアの基本構造
通貨ペアは「A/B」と表記され、B通貨でA通貨を売買するという意味です。
- A = 基軸通貨(Base):取引したい対象の通貨
- B = 決済通貨(Quote):支払いまたは受け取りに使う通貨
例えば、「BTC/USDT」はUSDTでBTCを売買することを意味します。この通貨ペアで「買い」をクリックするとUSDTを支払ってBTCを購入し、「売り」をクリックするとBTCを売却してUSDTを受け取ります。
よく使われる決済通貨
Binanceで最もよく使われる決済通貨は以下の通りです。
- USDT:最も主流で、ほとんどの通貨にUSDT建ての通貨ペアがあり、価格が直感的にわかります(米ドルに近い価値)
- USDC:もう一つの米ドルステーブルコインで、通貨ペアも多数あります
- BTC:一部のアルトコインにはBTC建ての通貨ペアがあり、すでにビットコインを保有しているユーザーが直接交換するのに適しています
- BNB:Binance独自のトークンで、一部の通貨ペアはBNB建てです
初心者はまずUSDT建ての通貨ペアだけを見ることをおすすめします。USDTは米ドルに連動しているため、値上がり・値下がりの判断がしやすくなります。
通貨ペアを素早く見つける方法
Binanceアプリの取引画面の左上にある検索ボックスに、購入したい通貨名を直接入力してください。例えば「SOL」と検索すると、SOL/USDT、SOL/BTCなど、利用可能なすべての通貨ペアが一覧表示されます。
Web版でも同様に、取引画面の左側にある通貨ペア一覧から検索できます。「USDT」「BTC」「BNB」などのタブで特定の決済通貨の通貨ペアを絞り込むこともできます。
同じ通貨に複数の通貨ペアがある場合
例えばETHにはBinance上でETH/USDT、ETH/BTC、ETH/BNBなど複数の通貨ペアがあります。どれを選ぶかは、あなたが保有している通貨によって決まります。
- USDTを保有している → ETH/USDT を選択
- BTCを保有していて、直接ETHに交換したい → ETH/BTC を選択
通貨ペアによって流動性が異なりますが、一般的にUSDT建ての取引は板が厚く、スリッページが最も小さくなります。Binanceに登録して取引を始める際は、USDT建ての通貨ペアを選べば迷いにくいでしょう。